北欧からのおくりもの
- 上野の国際こども図書館でやってる展示会。ムーミン目当てに行ってきました。本の中身は見れません。北欧の歴史、社会、時代背景に作者の詳しいプロフィールと絵本の概要をあわせて展示しているだけ。少し物足りない気もしますが、日本の絵本と違いが多く、ものすっごく面白かったです。
- ムーミンの原作がそうであったように、これが子ども向けかよ!? っていう頭がおかしい本ばかり。「オカシイ親や家庭とその子ども」とか「醜くて臭くてみんなから嫌われている」とか、社会からはずれている存在が描かれていました。
- 次に絵の独創性。著者紹介に「パートナーの描く絵に話をつける(あるいはその逆)」という説明が多かったので、商業的な刊行物というよりは、芸術家と芸術家の共同作品って感じなのかもしれません。
- それと、主人公に女子2人を選んでいる作品が多かったのも印象に残っています。私が過去に読んだ本で、女子2人って設定は無かったので。
- 国際こども図書館は本当に美しいですね。そして人がいない。何時間でもいれそうでした。この展示会は来年1月末までやっているので、この機会に是非行って見て下さいな。